シーズン統計

平均得点
112.9
平均リバウンド
42.0
平均アシスト
28.0
試合数
7
FG%
46.5%
3P%
34.1%
2P%
55.8%

チームリーダー

Tyrese Haliburton photo
得点王
Tyrese Haliburton
21.8点
Ivica Zubac photo
リバウンド王
Ivica Zubac
9.0個
Tyrese Haliburton photo
アシスト王
Tyrese Haliburton
9.5回
データ比較
Pacers
Grizzlies
112.9点平均得点121.2点
42.0個平均リバウンド49.8個
28.0回平均アシスト27.0回
46.5%FG成功率47.0%
34.1%3P成功率41.6%
55.8%2P成功率50.9%
戦績
2勝 - 5敗
(28.6%)
戦績
6勝 - 0敗
(100.0%)

シーズン統計

平均得点
121.2
平均リバウンド
49.8
平均アシスト
27.0
試合数
6
FG%
47.0%
3P%
41.6%
2P%
50.9%

チームリーダー

Ty Jerome photo
得点王
Ty Jerome
25.8点
Cameron Boozer photo
リバウンド王
Cameron Boozer
10.5個
Ty Jerome photo
アシスト王
Ty Jerome
5.8回

試合前展望

インディアナ・Pacers @ Memphis Grizzlies プレビュー:注目マッチアップと勝敗予想

【試合概要】

今季序盤、真逆の方向へ進む2チームが FedExForum で激突する。インディアナ・Pacers(2勝5敗)が、リーグ唯一の無敗スタートを切る Memphis Grizzlies(6勝0敗)の本拠地に乗り込む一戦だ。ティップオフは現地時間水曜午後8時(日本時間木曜午前10時)。11月に入ったばかりとはいえ、この対戦の意味はすでに重い。Grizzlies はリーグ唯一の無敗記録を守り、Pacers はシーズンの方向性を決めかねない連敗を食い止めようとしている。Grizzlies にとっては、エリート級の3ポイントシューティングと圧倒的なリバウンド優位で積み上げてきた開幕からの連勝を守る一戦であり、早くもリーグ最大の話題となっているチームの実力を証明する機会だ。一方の Pacers にとっては文字通りの正念場。Tyrese Haliburton のプレーメイクを軸に編成されたロスターは直近5試合で4敗を喫しており、ウェスタン・カンファレンスで最も勢いに乗るチームとのアウェイ戦ほど厳しい試練はない。Pacers に必要なのは、ディフェンスの組織立て、リバウンドでの攻撃性、そしてエースガードのリズム回復だ。Grizzlies は今やっていることを続けるだけでいい——これまでのところ、誰もその答え合わせを見つけられていないのだから。

【データ比較分析】

数字は一方的な構図を物語っている。Grizzlies の平均得点は121.2で、Indiana の112.9を8.3点上回り、その効率も一段上だ。フィールドゴール成功率47.0%、3ポイント成功率に至っては炎のように熱い41.6%。この周辺からの精度こそが Grizzlies 攻撃のエンジンである。3ポイントを高い本数で打ちながら41%超を刻むチームの前では、ディフェンスのスペーシングが崩され、ドライブコースが広がっていく。Indiana の全体FG成功率は46.5%と見劣りしないが、3ポイントは34.1%に留まるため、相手ディフェンスはペリメーターを捨ててペイントに人数を寄せてくる。興味深いのは2ポイントシュートで、Indiana が55.8%と Memphis の50.9%を上回っている点だ。これは Pacers の得点がペイントとミドルレンジに宿っていること、つまりリムへの攻撃こそが最も確実な得点源であることを示している。

ディフェンス面の示唆は両方向にある。Ivica Zubac を柱とする Indiana のリムプロテクションは、インサイドでの容易な得点を奪う設計だが、そのスキームゆえに周辺のディフェンダーにはシューターを3ポイントラインから追い出す役割が課される。3P成功率41.6%の Memphis 相手では、非常に重い任務だ。逆に Memphis のサイズ優位が最もはっきり表れるのがリバウンドだ。Grizzlies は1試合平均49.8リバウンドを誇り、Indiana の42.0を8個近く上回る。この大きな差は Grizzlies のトランジション攻撃とセカンドチャンス得点を支え、対戦相手から追加ポゼッションを奪い続ける。11月の試合はポゼッションの争奪戦が物を言うが、今のところ圧倒的に勝っているのは Memphis だ。一方、パスワークはほぼ互角。アシスト数は Memphis 27.0、Indiana 28.0。両チームともボールは美しく回る。ただし現在、エリート級の効率でポゼッションを得点に変えているのは片方のチームだけだ。

【注目のマッチアップ】

Tyrese Haliburton 対 Ty Jerome がバックコートの主役だ。Haliburton は得点(21.8)とアシスト(9.5)の両部門で Indiana のチームトップ。ボールを美しく分かち合いながらも、フィニッシュの精度が足りない場面の多い Pacers 攻撃の、紛れもない中心的エンジンだ。この二役を担う負担こそが、Indiana の今季のテーマになっている。Haliburton が味方を生かせばチームは1試合28.0アシストと回るが、自らの得点力が最も求められる場面では、脇を固めるはずの仲間がなかなか応えてくれない。一方の Jerome は、Memphis の好スタートを支える意外な立役者で、得点(25.8)とアシスト(5.8)でチームを二部門牽引。ここまでこれほどの攻撃責任を背負うと誰も予想していなかった選手が、今やリーグ最強攻撃のハンドルを握っている。テンポを支配するのは Haliburton のペースプッシュか、それとも Jerome の効率的なショットメイクか——それが試合のリズムを決めることになる。

フロントコートでは、Ivica Zubac(チームトップの9.0リバウンド)と Cameron Boozer(同10.5)が激突する。チームとして8リバウンドの差を抱えている Memphis が相手だけに、Zubac がディフェンスリバウンドを守り切れるかどうかは、Indiana に課された最重要の個人的ミッションと言っていい。Boozer はリバウンドで存在感を発揮しており、彼が収めるリバウンドやセカンドプットバックのひとつひとつが、より効率的なチームのポゼッションを延長してしまう。Zubac が一貫してポジションを取り、ガード陣もリバウンドカバーに戻れれば、Pacers はポゼッションで互角に張り合うチャンスを得られる。

【直近の調子】

両チームの軌道は対照的だ。Memphis は5連勝中で開幕6連勝。高い本数と精度を誇る3ポイントシューティングとリバウンド支配を融合させた勝ち公式を確立し、対戦相手はいまだその攻略法を見つけられていない。Grizzlies のボールムーブや、遠慮なく3ポイントを打ち切る姿勢には自信がにじむ。この種の勢いは積み重なる——シューターは調子を維持し、ロールプレーヤーは迷いなく打て、ホームの声援の中でリードは一気に広がる。Indiana は直近5試合で1勝4敗、通算2勝5敗と、一貫したアイデンティティを探し続けている。アシストもある、2ポイント効率もある。それなのにディフェンスは揺らぎ、リバウンドの劣勢がすべてのシュートミスを重く受け止め、Haliburton の脇を固めるはずのセカンドユニットからは安定した得点が届いていない。強豪とのロード戦はチームの実力を測る物差しとなる。苦しい時期がロッカールームを団結させるか、士気を削ぐか——その答えはハーフタイムまでに見えてくるかもしれない。

【注目ポイントと勝敗予想】

第一の分かれ目は3ポイントシュートの波だ。Memphis の41.6%という精度がホームコートでも維持されれば、Indiana のディフェンスは修復不可能なほど引き伸ばされる。逆に Pacers が序盤からコンテストを徹底し、Grizzlies を自軍並みの34.1%程度まで引きずり下ろすことができれば、番狂わせへの道が開ける。第二はリバウンド。Indiana は8個の差を何としても埋めなければならず、それは Zubac が Boozer との一騎打ちを制すること、そしてウィング陣が周辺から積極的にリバウンドに飛び込むことを意味する。この Memphis にセカンドチャンスを与えてしまえば、試合は計算上、勝ち目がなくなる。第三はペース。両チームのアシスト数はほぼ同じである以上、試合を決めるのはどちらのバックコートが自らの望むテンポを押し付けるかだ。Indiana はメイク・ミスを問わず速攻を狙いたいし、Memphis はハーフコートのスペーシングに仕事をさせたいはずだ。

予想:Grizzlies 123-112 Pacers。Memphis のシュート精度、リバウンド、そしてホームコートの勢いは、いまだ足場を探し続ける Pacers にはあまりに重すぎるだろう。