試合終了終場
VS
1Q
2Q
3Q
4Q
SAS
34
29
26
32
121
CHI
26
38
34
19
117
試合時間(東京時間)
2025/11/11 10:00
United Center - Chicago, IL

試合概要

ユナイテッド・センターでの激戦:スパーズがブルズに勝利、ウェンバンヤマの終盤の活躍が決め手に

イリノイ州シカゴ – ユナイテッド・センターで行われた接戦で、サンアントニオ・スパーズ(SAS)は第3クォーターの大きなビハインドを覆し、シカゴ・ブルズ(CHI)を121-117で破った。試合は前半と後半で様相が大きく変わり、ブルズが中盤のクォーターを支配したものの、ビクター・ウェンバンヤマを中心としたスパーズが最終クォーターで猛烈なカムバックを果たした。


1. 試合概要

最終スコア: サンアントニオ・スパーズ 121, シカゴ・ブルズ 117 勝者: サンアントニオ・スパーズ 敗者: シカゴ・ブルズ

スパーズは、スター選手の活躍と、ブルズの勢いを止めるための第4クォーターでの決定的な守備調整に頼り、苦しいロードゲームでの勝利を掴み取った。

2. 主要選手のパフォーマンス

チーム選手得点アシストリバウンド
スパーズビクター・ウェンバンヤマ38 (FT 5本, 第4Q FG 6/8)512
スパーズディアロン・フォックス2153
スパーズステフォン・キャッスル1575
ブルズケビン・ハーター23 (後半 FG 6/9, 3P 3/6)42
ブルズトレ・ジョーンズ2077
ブルズアヨ・ドスンム1942

スパーズの注目選手:

  • ビクター・ウェンバンヤマは驚異的な活躍を見せ、特に勝負を決めた第4クォーターでは18得点を爆発させ、試合終盤の1分間で2本のクラッチスリーを沈めた。ディフェンス面でも5ブロックを記録し、存在感を示した。
  • ディアロン・フォックスは安定した得点力とプレーメイクを提供し、序盤のオフェンスを牽引した。
  • ステフォン・キャッスルはチーム最多の7アシストを記録し、優れたコートビジョンを発揮した。

ブルズの注目選手:

  • ケビン・ハーターは効率的な得点、特にアウトサイドからのシュートを決め続け、第3クォーターまでブルズをリードさせた。
  • トレ・ジョーンズは得点、パス、リバウンドとオールラウンドに貢献した。
  • ジャレン・スミスは前半ベンチから出場し、11得点、8リバウンドを記録する活躍を見せた。

3. 試合の流れ

第1クォーター:スパーズが序盤を支配 (スパーズ 34, ブルズ 26) スパーズは序盤から猛攻を仕掛け、インサイドでの得点と速攻で一時12点リード(20-30)を奪った。ビクター・ウェンバンヤマは限られた出場時間で9得点を効率的に稼ぎ、ディアロン・フォックスが試合最初のスリーポイントを決めた。ブルズはターンオーバー(このクォーターで6回)に苦しみ、トレ・ジョーンズの8得点に頼って何とか食らいついた。

第2クォーター:ブルズの猛攻で逆転 (スパーズ 63, ブルズ 64) シカゴは38得点を挙げる猛攻で応戦し、スパーズのリードを帳消しにして1点リードでハーフタイムを迎えた。ジャレン・スミスとジェボン・カーター(6得点、3P 2/3)を中心としたブルズのベンチ陣が大きな貢献を果たした。ブルズのシュート成功率は急上昇し(FG 52%、3P 54.5%)、4分38秒の時点でこの試合初のリード(51-50)を奪うまでに4度同点に追いついた。フォックスがこのクォーターで11得点を挙げ、スパーズを支えた。

第3クォーター:シカゴがリードを拡大 (スパーズ 89, ブルズ 98) ブルズはペースを維持し、このクォーターを34-26で制してリードを2桁(95-85)に広げた。アヨ・ドスンムとケビン・ハーターが得点源となり、一方スパーズはスターのウェンバンヤマが4つ目のファウルを犯し、アグレッシブさを制限された。ブルズはサンアントニオのターンオーバー(このクォーターで5回)に乗じて、最終クォーターを前に9点という比較的安心できるリードを築いた。

第4クォーター:ウェンバンヤマが支配、スパーズがカムバックを完遂 (スパーズ 121, ブルズ 117) 最終クォーターは、スパーズの冷静さとクラッチパフォーマンスの真骨頂だった。サンアントニオはシカゴを32-19で上回り、ブルズのオフェンスを封じ込めた(FG 25本中わずか7本成功、成功率28%)。ウェンバンヤマは止められず、このクォーターだけで18得点を記録。スパーズは徐々に点差を詰め、残り1分、ウェンバンヤマのディープスリーで114-114の同点に追いついた。彼は直後にもう一本のクラッチスリーを沈め、残り27.9秒でスパーズに決定的なリード(114-117)をもたらした。ルーク・コーネットとステフォン・キャッスルのフリースローで勝利を確実にした。

4. 戦術分析

決定的な戦術的転換は第4クォーターに起こった。スパーズはディフェンスの強度を上げ、ブルズをわずか19得点に抑え込んだ。ポポビッチHC(または架空のスパーズHC)は、ウェンバンヤマの多才さに明確に頼り、彼がインサイドとアウトサイドの両方で得点できる能力を信頼し、終盤のオフェンスを支配させた(このクォーターでのスリーポイントは3/3)。

対照的に、ブルズは終盤にオフェンスの打開策を見つけられず、タフショットに頼りすぎ、フリースローラインでも苦戦した(第4Qは1/2)。第2クォーターで強力だったベンチの得点力は、最後の12分間で完全に枯渇した。

5. 統計ハイライト

  • ウェンビーのクラッチパフォーマンス: ビクター・ウェンバンヤマは、38得点(後半だけで23得点)、12リバウンド、5ブロックという驚異的なスタッツで試合を終えた。彼の第4クォーターの爆発(18得点)が試合の決定的な要因となった。
  • ペイント内の支配: スコアは僅差だったものの、スパーズはペイント内の得点(58-44)で圧倒し、試合全体を通じてインサイドでの優位性を示した。
  • ブルズの失速: ブルズのフィールドゴール成功率は、第3クォーターまでの50%から第4クォーターではわずか28%に急落し、サンアントニオがかけたディフェンスプレッシャーの大きさを物語っている。
  • フリースローの攻防: スパーズはフリースローで非常に効率的であり(前半90.9%、全体87.5%)、試合終盤のプレッシャーのかかる場面でフリースローを確実に決め、これが勝利に不可欠となった。

6. 試合への影響

このロードでの勝利はスパーズにとって大きな士気向上となり、特に若いスーパースターであるウェンバンヤマに頼りながら、イースタン・カンファレンスの強豪相手に接戦をものにする能力を証明した。ブルズにとっては、ホームで第3クォーターの2桁リードを逃したこの敗戦は痛手となるだろう。このパフォーマンスは、彼らの試合終盤の遂行能力と、高強度のディフェンスへの対応力について疑問を投げかけるものとなった。

チーム統計比較

試合データ

44/86 (51.2%)フィールドゴール成功率41/93 (44.1%)
10/33 (30.3%)3ポイント成功率16/38 (42.1%)
23/27 (85.2%)フリースロー成功率19/23 (82.6%)
50リバウンド52
30アシスト29
10スティール10
7ブロック4
15ターンオーバー12

選手統計データ

Spurs

サンアントニオスパーズ 選手データ

選手ポジション時間得点リバウンドアシストスティールブロックフィールドゴール3ポイントフリースロー+/-
Victor Wembanyama
Victor Wembanyama
#1
C35:55381251511/19 (57.9%)6/9 (66.7%)10/10 (100.0%)+13
De'Aaron Fox
De'Aaron Fox
#4
PG36:482145008/14 (57.1%)1/6 (16.7%)4/4 (100.0%)-3
Stephon Castle
Stephon Castle
#5
SG31:4619511308/18 (44.4%)1/3 (33.3%)2/2 (100.0%)+15
Luke Kornet
Luke Kornet
#7
-20:081672016/6 (100.0%)0/0 (0%)4/6 (66.7%)+8
Keldon Johnson
Keldon Johnson
#3
-19:191071105/9 (55.6%)0/1 (0.0%)0/0 (0%)-6
Harrison Barnes
Harrison Barnes
#40
PF27:56732112/4 (50.0%)1/2 (50.0%)2/3 (66.7%)+11
Devin Vassell
Devin Vassell
#24
SF21:11440002/4 (50.0%)0/1 (0.0%)0/0 (0%)+2
Lindy Waters III
Lindy Waters III
#43
-7:02311001/3 (33.3%)1/3 (33.3%)0/0 (0%)-6
Carter Bryant
Carter Bryant
#11
-3:45210001/3 (33.3%)0/2 (0.0%)0/0 (0%)0
Jeremy Sochan
Jeremy Sochan
#10
-10:09110100/1 (0.0%)0/1 (0.0%)1/2 (50.0%)-10
Julian Champagnie
Julian Champagnie
#30
-22:16021300/5 (0.0%)0/5 (0.0%)0/0 (0%)-4
Kelly Olynyk
Kelly Olynyk
#8
-3:45002000/0 (0%)0/0 (0%)0/0 (0%)0
Bulls

シカゴブルズ 選手データ

選手ポジション時間得点リバウンドアシストスティールブロックフィールドゴール3ポイントフリースロー+/-
Kevin Huerter
Kevin Huerter
#13
SG33:292355018/14 (57.1%)4/9 (44.4%)3/4 (75.0%)-1
Tre Jones
Tre Jones
#30
PG33:132077208/15 (53.3%)0/2 (0.0%)4/4 (100.0%)-18
Ayo Dosunmu
Ayo Dosunmu
#11
-32:602025216/12 (50.0%)3/5 (60.0%)5/5 (100.0%)0
Matas Buzelis
Matas Buzelis
#14
PF24:451550115/9 (55.6%)2/3 (66.7%)3/4 (75.0%)-8
Nikola Vučević
Nikola Vučević
#9
C28:361186004/14 (28.6%)3/5 (60.0%)0/2 (0.0%)-14
Jalen Smith
Jalen Smith
#25
-21:2111122005/13 (38.5%)1/4 (25.0%)0/0 (0%)+2
Jevon Carter
Jevon Carter
#5
-8:03611002/3 (66.7%)2/3 (66.7%)0/0 (0%)+8
Patrick Williams
Patrick Williams
#44
-25:15520402/6 (33.3%)1/3 (33.3%)0/0 (0%)+9
Dalen Terry
Dalen Terry
#7
-2:26400001/1 (100.0%)0/0 (0%)2/2 (100.0%)+2
Isaac Okoro
Isaac Okoro
#35
SF20:49223010/5 (0.0%)0/3 (0.0%)2/2 (100.0%)-3
Julian Phillips
Julian Phillips
#15
-9:03010100/1 (0.0%)0/1 (0.0%)0/0 (0%)+3