試合終了終場
VS
1Q
2Q
3Q
4Q
NOP
22
36
27
34
119
SAS
28
38
26
34
126
試合時間(東京時間)
2025/11/09 10:00
Frost Bank Center - San Antonio, TX

試合概要

フロスト・バンク・センターでの激戦、スパーズがペリカンズの終盤の猛追を振り切る

テキサス州サンアントニオ – サンアントニオ・スパーズ(SAS)は、2025年11月8日土曜日、フロスト・バンク・センターで行われたニューオーリンズ・ペリカンズ(NOP)との試合で、ハイスコアな展開の末、126対119で激戦を制した。ホームチームはペリカンズの粘り強い奮闘にもかかわらず、終始主導権を維持した。


1. 試合概要

最終スコア: サンアントニオ・スパーズ 126, ニューオーリンズ・ペリカンズ 119 勝者: サンアントニオ・スパーズ (SAS) 会場: フロスト・バンク・センター (満員御礼、観客動員数18,611人)


2. 主要選手の活躍

チーム選手名スタッツ役割
NOPトレイ・マーフィー三世41得点、7リバウンド、2アシスト特に後半、ペリカンズの得点面を牽引した。
NOPデリック・クイーン13得点、5リバウンド、9アシストベンチから出場し、トリプルダブルに迫る貢献で終盤の追い上げを主導。
NOPハーバート・ジョーンズ18得点、3リバウンド、5アシスト攻守両面で安定したプレー。後半はスリーポイントが好調(3P成功率4/6)。
SASディアロン・フォックス24得点、3リバウンド、3アシスト高い決定力(FG成功率9/14)と第4クォーターでのクラッチフリースロー。
SASビクター・ウェンバンヤマ21得点、18リバウンド、3アシスト、3ブロックリバウンドで圧倒的な存在感を示し、大規模なダブルダブルを達成。
SASステフォン・キャッスル14得点、3リバウンド、14アシストスパーズのオフェンスを統率し、大量アシストを記録。

3. 試合展開

第1クォーター:スパーズが主導権を確立 (SAS 28, NOP 22)

スパーズはバランスの取れたオフェンスと優れたボールムーブメント(成功したFG11本中10本がアシスト)で試合を優位に進め、序盤に10点リード(24-14)を奪った。ハリソン・バーンズが序盤に2本の3Pを決め、ビクター・ウェンバンヤマがインサイドでの得点を披露。ペリカンズは序盤のターンオーバー(5回)に苦しんだが、トレイ・マーフィー三世とホセ・アルバラードの貢献により、点差を許容範囲に抑えた。

第2クォーター:サンアントニオがリードを拡大 (SAS 38, NOP 36)

サンアントニオはリードを大きく広げ、クォーター中盤にはこの日最大のリード(55-36)を記録した。ディアロン・フォックスが絶好調で、2本の3Pを含む完璧な6/6のシュートで15得点を挙げた。スパーズのオフェンスはFG成功率65.2%と絶好調だったが、ニューオーリンズはトレイ・マーフィー三世の10得点、ジェレマイア・フィアーズの9得点に牽引され終盤に反撃。ハーフタイムまでにリードを8点差(66-58)に縮めた。

第3クォーター:ペリカンズが追い上げ (SAS 26, NOP 27)

第3クォーターは接戦となり、ペリカンズが1点差でこのクォーターを制した。トレイ・マーフィー三世は引き続き素晴らしいパフォーマンスを見せ、2本の3Pを含む13得点を追加。スパーズはインサイドのプレー(ペイント内で18得点)に頼ったが、デリック・クイーンのようなペリカンズのベンチプレーヤーがエナジーと得点をもたらした。スパーズのリードは安定しており、最終クォーターに入る時点で7点差(92-85)となった。

第4クォーター:クラッチタイムの攻防 (SAS 34, NOP 34)

ペリカンズはデリック・クイーンのプレーメイクとマーフィー三世の得点力に牽引され、決意をもってクォーターを開始した。ニューオーリンズは速攻とサディック・ベイ、ハーバート・ジョーンズの正確な3Pシュートを駆使し、何度も点差を縮めた。残り3分55秒、ハーバート・ジョーンズの3Pシュートによりリードは**3点差(115-112)**まで縮まり、緊迫した終盤戦の舞台が整った。

クラッチタイム分析(残り5分間): スコアが113-106となった時点で、ペリカンズはプレッシャーを強めた。

  • 4:32: サディック・ベイが重要な26フィートの3Pシュートを決め、リードを**7点差(113-109)**に縮める。
  • 3:55: ハーバート・ジョーンズがさらに3Pを成功させ、**3点差(115-112)**に迫る。
  • 3:40: ディアロン・フォックスが直後にドライブからのフローターで応戦し、リードを再び+5に戻す。
  • 3:15: ジュリアン・シャンパニーが23フィートの3Pシュート(ウェンバンヤマのアシスト)を決め、決定的な一撃となり、8点差(120-112)のクッションを回復させる。
  • 1:37: マーフィー三世がアリウープレイアップを決め、NOPの望みを繋ぎ、スコアは122-116に。
  • 0:59.7: ジェレマイア・フィアーズがドライブからレイアップを決め、再びワンポゼッションゲーム**(122-119)**とするが、スパーズのディフェンスが踏ん張る。
  • 試合終盤: ディアロン・フォックスが残り19.4秒で重要なフリースロー2本を成功させ、リードを6点差(125-119)に広げ、ペリカンズの追い上げを事実上終結させた。

4. 戦術分析

スパーズの勝利は、優れたインサイドの支配力と卓越したプレーメイクという2つの核となる要素に基づいて構築された。サンアントニオはペイント内での得点でニューオーリンズを62対44で上回り、リバウンド争い(43対35)でも優位に立った。ステフォン・キャッスルの14アシストは、ペリカンズのディフェンスを崩す上で極めて重要であり、ウェンバンヤマやペリメーターシューターへのパスを供給した。

ペリカンズは、トレイ・マーフィー三世の大量得点とスリーポイントシュートに大きく依存した。第4クォーターの追い上げは、速攻からの得点とタイムリーな3Pシュートによってもたらされ、スパーズのサイズのアドバンテージを打ち消そうと試みた。しかし、スパーズが終盤にクラッチショットとフリースローで応戦する能力を見せたため、リードが完全に消滅することはなかった。


5. 統計ハイライト

  • トレイ・マーフィー三世の得点爆発: マーフィー三世は、彼の41得点のうち25点を後半に集中させ、ペリカンズのオフェンスを牽引しようと奮闘した。
  • ウェンバンヤマのリバウンド能力: ビクター・ウェンバンヤマは合計18リバウンド(うちディフェンスリバウンド15本)を記録し、セカンドチャンスを制限する上での影響力を示した。
  • スパーズの効率性: サンアントニオはFG成功率54.2%(48/90)という素晴らしい数字を記録したのに対し、ペリカンズは48.3%(45/93)だった。
  • ベンチの貢献: ペリカンズのベンチは、デリック・クイーンのオールラウンドな活躍に牽引され、後半に24得点を貢献。敗戦にもかかわらず、層の厚さを示した。

6. 試合への影響

この勝利により、サンアントニオ・スパーズはウェスタン・カンファレンスの順位を固め、特にホームでハイパワーなオフェンスを相手に接戦を締めくくる能力を証明した。ペリカンズにとっては、ザイオン・ウィリアムソンやブランドン・イングラムといった主力選手を怪我で欠く中、トレイ・マーフィー三世の英雄的な努力にもかかわらず、コアスター不在での安定性維持の難しさが浮き彫りになった。チームは順位を上げるために、インサイドのディフェンスとターンオーバーの問題(12回のターンオーバーからスパーズに16得点を許した)に対処する必要があるだろう。

チーム統計比較

試合データ

45/94 (47.9%)フィールドゴール成功率48/90 (53.3%)
15/38 (39.5%)3ポイント成功率14/40 (35.0%)
14/17 (82.4%)フリースロー成功率16/18 (88.9%)
48リバウンド49
27アシスト31
7スティール6
2ブロック6
11ターンオーバー12

選手統計データ

Pelicans

ニューオーリンズペリカンズ 選手データ

選手ポジション時間得点リバウンドアシストスティールブロックフィールドゴール3ポイントフリースロー+/-
Trey Murphy III
Trey Murphy III
#25
SF38:0841931015/22 (68.2%)5/11 (45.5%)6/6 (100.0%)-14
Jeremiah Fears
Jeremiah Fears
#0
PG31:251833208/17 (47.1%)0/3 (0.0%)2/3 (66.7%)-1
Herbert Jones
Herbert Jones
#2
SG38:031534306/11 (54.5%)3/7 (42.9%)0/0 (0%)+17
Derik Queen
Derik Queen
#22
-24:361358025/14 (35.7%)1/4 (25.0%)2/2 (100.0%)0
Saddiq Bey
Saddiq Bey
#41
PF29:541024104/11 (36.4%)2/5 (40.0%)0/0 (0%)+9
Jose Alvarado
Jose Alvarado
#15
-16:35825002/3 (66.7%)2/2 (100.0%)2/2 (100.0%)-6
Kevon Looney
Kevon Looney
#55
C16:51560001/3 (33.3%)1/2 (50.0%)2/4 (50.0%)-6
Jordan Hawkins
Jordan Hawkins
#24
-18:02500002/6 (33.3%)1/3 (33.3%)0/0 (0%)-22
Karlo Matković
Karlo Matković
#17
-8:49450002/3 (66.7%)0/0 (0%)0/0 (0%)-7
Micah Peavy
Micah Peavy
#14
-17:37050000/4 (0.0%)0/1 (0.0%)0/0 (0%)-5
Spurs

サンアントニオスパーズ 選手データ

選手ポジション時間得点リバウンドアシストスティールブロックフィールドゴール3ポイントフリースロー+/-
De'Aaron Fox
De'Aaron Fox
#4
PG30:312433109/14 (64.3%)2/5 (40.0%)4/5 (80.0%)+9
Victor Wembanyama
Victor Wembanyama
#1
C32:2718183138/19 (42.1%)2/9 (22.2%)0/0 (0%)+5
Devin Vassell
Devin Vassell
#24
SF32:571620016/13 (46.2%)4/8 (50.0%)0/0 (0%)+22
Harrison Barnes
Harrison Barnes
#40
PF27:571520006/8 (75.0%)3/5 (60.0%)0/0 (0%)-5
Stephon Castle
Stephon Castle
#5
SG35:0414414105/13 (38.5%)0/6 (0.0%)4/4 (100.0%)-4
Julian Champagnie
Julian Champagnie
#30
-25:381412004/7 (57.1%)2/4 (50.0%)4/5 (80.0%)+5
Keldon Johnson
Keldon Johnson
#3
-19:301284204/7 (57.1%)0/1 (0.0%)4/4 (100.0%)-2
Jeremy Sochan
Jeremy Sochan
#10
-20:001033125/6 (83.3%)0/0 (0%)0/0 (0%)-7
Lindy Waters III
Lindy Waters III
#43
-10:26312001/2 (50.0%)1/2 (50.0%)0/0 (0%)+20
Carter Bryant
Carter Bryant
#11
-5:30010000/1 (0.0%)0/0 (0%)0/0 (0%)-8