NBA の試合

終了终场
Warriors

ゴールデンステイトウォリアーズ

GSW

110
Bucks

ミルウォーキーバックス

MIL

120
VS
1Q
2Q
3Q
4Q
GSW
25
33
26
26
110
MIL
34
26
27
33
120
試合時間(東京時間)
2025/10/31 09:00
Fiserv Forum - Milwaukee, WI

試合概要

ロリンズの大活躍が劇的勝利の原動力に、バックスがホーム開幕戦でウォリアーズを下す

ウィスコンシン州ミルウォーキー — ライアン・ロリンズが木曜夜、フィサーブ・フォーラムでキャリアハイとも言えるパフォーマンスを披露しました。彼はチーム最多の29得点を挙げ、試合終盤に決定的な流れを演出。ミルウォーキー・バックスをゴールデンステート・ウォリアーズとの接戦へと導き、117-110で熱い勝利を収めました。

バックスはバランスの取れた得点力と、的確なアウトサイドディフェンスで、最終的にウォリアーズを打ち破りました。ウォリアーズのステフィン・カリー、ジミー・バトラー三世、ジョナサン・クミンガのトリオは合計74得点を挙げる奮闘を見せましたが、チームの勝利には繋がりませんでした。


試合経過

第1クォーター:バックスが早期に主導権を握る(バックス 34 - 25 ウォリアーズ)

バックスは序盤から3ポイントシュートを次々と決め、インサイドでのマイルズ・ターナー(6得点、うち2本は3P)の圧力と、ライアン・ロリンズのこのクォーターだけで9得点を记録する素晴らしいプレーメイクを活かし、早々に試合を支配しました。ミルウォーキーは60%という高確率なシュートで、一時9点リードを築きます。ゴールデンステートは、全てのシュートを決めて9得点を挙げたジョナサン・クミンガの効率の良さで何とか食い下がりましたが、5つのターンオーバーを記録するなどボールコントロールに苦慮しました。

第2クォーター:ウォリアーズがリードを覆す(ウォリアーズ 33 - 26 バックス)

第2クォーター、流れは一気にビジターチームへ傾きました。ウォリアーズはディフェンスを固め、フリースローを執拗に攻め、12本全てを成功させる完璧な内容でした。バックスもボビー・ポーティス(このクォーター10得点)の2本のディープスリーなどで一時12得点を猛追しますが、ウォリアーズが12‑4の猛攻で差を詰めます。ステフィン・カリー(8得点)が決定的な3Pを決めて54-54の同点とし、クミンガ(7得点)も素晴らしい調子を維持しました。ミルウォーキーは何とか前半を60-58と僅かなリードで折り返しました。

第3クォーター:一進一退の攻防(バックス 27 - 26 ウォリアーズ)

流れは目まぐるしく変わり、第3クォーターだけで8度もリードが入れ替わる激しい攻防となりました。カリーが調子に乗ってきて、ドライブやプルアップジャンパーで10得点を重ね、ウォリアーズを76-72と一時4点リードに導きます。しかし、カイル・クズマと、起爆剤となるコール・アンソニー(8得点、2本の3P)が重要なアウトサイドシュートで応戦し、ウォリアーズの勢いを止めます。バックスはディフェンスで止めて速攻につながるプレーでクォーターの最後を締め、最終盤を87-84の僅かなリードで終えました。

第4クォーター:バックスがとどめを刺す(バックス 30 - 26 ウォリアーズ)

第4クォーターも第3クォーター同様の接戦となりましたが、試合終盤になるとバックスのバックコートが主導権を握ります。ウォリアーズのバディ・ヒールドが残り9分11秒に3Pを決めて92-91と点差を1点にまで縮め、まだ逆転の望みを残させました。しかし、その後のバックスの大事なポゼッションを防いだことで、ウォリアーズはついに再逆転することができませんでした。

試合はバックスが103-96とリードして**クラッチタイム(残り5分)**を迎えます。

ベテランのアル・ホーフォードがカリーのアシストから残り3分47秒に3Pを決め、106-104とウォリアーズに希望の光を灯させます。しかし、一夜を通じて素晴らしいプレーを続けていたライアン・ロリンズが、すぐにディープスリーで応え(109-104)、再び5点差に広げます。そしてとどめの刺されたのは、残り3分27秒にマイルズ・ターナーが決めたアークのてっぺんからの3Pで、これで112-104とリードを8点に広げました。ゴールデンステートはカリーが残り3分で2度の決定的なターンオーバーを犯すなど終盤のミスが響き、バックスに時計を上手く使われてしまい、117-110で敗戦が決定しました。


主力選手の活躍

ミルウォーキー・バックス(117得点) ライアン・ロリンズ:この試合の立役者は間違いなく彼でした。圧倒的な29得点(20本中12本成功)を記録し、8アシストも送りました。ロリンズの滑らかな得点力と第4クォーターのリーダーシップが勝敗を分けました。 マイルズ・ターナー:17得点、6リバウンドと高い効率で貢献し、第4クォーター終盤の決定的な3Pはウォリアーズの最後の追い上げを断ち切りました。 バックスのベンチ陣は大きな得点源となり、コール・アンソニー(16得点)とボビー・ポーティス(12得点、3Pは3投2中)が牽引しました。

ゴールデンステート・ウォリアーズ(110得点) ステフィン・カリー:苦しい出だしから巻き返し、27得点(FG18本中8本成功、3P9本中4本成功)、6リバウンド、4アシストを記録しましたが、終盤のターンオーバーが痛恨のミスとなりました。 ジョナサン・クミンガ:右肩上がりの成長を見せ、わずか11本のショット attemptedで24得点という驚異的な効率を記録。さらに8リバウンドを追加し、フリースローは8本すべて成功させました。 ジミー・バトラー三世:フィジカルを活かしたプレーで23得点、11リバウンド(うち7本はオフェンスリバウンド)のダブルダブルを达成しました。

試合データ

36/85 (42.4%)フィールドゴール成功率46/96 (47.9%)
13/38 (34.2%)3ポイント成功率19/46 (41.3%)
25/26 (96.2%)フリースロー成功率9/13 (69.2%)
55リバウンド51
23アシスト25
8スティール7
6ブロック2
19ターンオーバー12
Warriors

ゴールデンステイトウォリアーズ 選手データ

選手ポジション時間得点リバウンドアシストスティールブロックフィールドゴール3ポイントフリースロー+/-
Stephen Curry
#30
PG34:572764108/19 (42.1%)4/10 (40.0%)7/8 (87.5%)-6
Jonathan Kuminga
#1
SF33:502484017/11 (63.6%)2/4 (50.0%)8/8 (100.0%)-1
Jimmy Butler III
#10
SG36:4523103117/18 (38.9%)1/2 (50.0%)8/8 (100.0%)-7
Brandin Podziemski
#2
-25:53953304/8 (50.0%)1/3 (33.3%)0/0 (0%)-8
Buddy Hield
#7
-16:55810103/6 (50.0%)2/4 (50.0%)0/0 (0%)-8
Draymond Green
#23
PF32:38746013/7 (42.9%)1/3 (33.3%)0/0 (0%)+4
Will Richard
#3
-11:45701202/2 (100.0%)1/1 (100.0%)2/2 (100.0%)-10
Al Horford
#20
-20:17322021/6 (16.7%)1/4 (25.0%)0/0 (0%)-20
Gui Santos
#15
-4:03200001/2 (50.0%)0/1 (0.0%)0/0 (0%)+5
Quinten Post
#21
C9:39030000/2 (0.0%)0/2 (0.0%)0/0 (0%)+3
Moses Moody
#4
-9:52030010/3 (0.0%)0/3 (0.0%)0/0 (0%)-6
Gary Payton II
#0
-3:27020000/1 (0.0%)0/1 (0.0%)0/0 (0%)+4
Bucks

ミルウォーキーバックス 選手データ

選手ポジション時間得点リバウンドアシストスティールブロックフィールドゴール3ポイントフリースロー+/-
Ryan Rollins
#13
PG36:1732380013/21 (61.9%)5/7 (71.4%)1/3 (33.3%)+8
Myles Turner
#3
C29:281773017/12 (58.3%)3/6 (50.0%)0/0 (0%)-4
Cole Anthony
#50
-21:121632117/15 (46.7%)2/7 (28.6%)0/0 (0%)+6
Gary Trent Jr.
#5
SF29:561323404/14 (28.6%)2/7 (28.6%)3/3 (100.0%)-1
Bobby Portis
#9
-18:441252005/10 (50.0%)2/3 (66.7%)0/0 (0%)+14
Kyle Kuzma
#18
PF35:391084104/10 (40.0%)1/4 (25.0%)1/2 (50.0%)+10
AJ Green
#20
SG32:571020103/7 (42.9%)3/7 (42.9%)1/2 (50.0%)+4
Taurean Prince
#12
-18:161001003/6 (50.0%)1/4 (25.0%)3/3 (100.0%)+11
Amir Coffey
#17
-13:28030000/1 (0.0%)0/1 (0.0%)0/0 (0%)+7
Gary Harris
#11
-4:03012000/0 (0%)0/0 (0%)0/0 (0%)-5