試合終了終場
VS
1Q
2Q
3Q
4Q
OT1
OT2
CHI
33
37
28
29
9
11
147
UTA
33
28
33
33
9
14
150
試合時間(東京時間)
2025/11/17 10:00
Delta Center - Salt Lake City, UT

試合概要

ジャズがブルズとのダブルオーバータイム激戦を制す、マルカネンが47得点の大爆発

ユタ州ソルトレイクシティ – デルタ・センターで行われたスリリングでハイテンポなダブルオーバータイムの激戦で、ユタ・ジャズ(5勝8敗)がシカゴ・ブルズ(6勝6敗)を150-147で辛くも破った。ラウリ・マルカネンは歴史的なパフォーマンスを披露し、16度のリードチェンジと18度の同点という接戦の末、ジャズをホームでの重要な勝利に導いた。


試合展開概要

第1クォーター:互角のスタート(ブルズ 33、ジャズ 33)

試合は序盤から激しいペースで展開し、この後のマラソンゲームを予感させた。ジャズはラウリ・マルカネン(このクォーター9得点)の得点とキーオンテ・ジョージのプレーメイクにより、序盤に8-0のランで13-5と最初の大きなリードを奪った。しかし、シカゴはベンチユニットのマタス・ブゼリスとジュリアン・フィリップスが合計16得点を挙げるなど、即座に反撃。クォーターは33-33の同点で終了し、接戦を暗示させた。

第2クォーター:ブルズがリードを広げる(ブルズ 37、ジャズ 28 | ハーフタイム:ブルズ 70、ジャズ 61)

ブルズは第2クォーターで勢いを掴み、ベンチの活躍と効率的なシュートで前半最大のリードを築いた。ジョシュ・ギディーとアヨ・ドスンムがこのクォーターで合計16得点を挙げ、チームを牽引した。シカゴのディフェンスはジャズの得点をわずか28点、シュート成功率41.7%に抑え込んだ。マルカネンがさらに9点を加えたものの、ジャズはターンオーバーとフリースローの不振(6本中4本成功)に苦しみ、ブルズが70-61のリードでハーフタイムを迎えた。

第3クォーター:ユタが猛追(ブルズ 28、ジャズ 33 | スコア:ブルズ 98、ジャズ 94)

ユタは第3クォーターで猛烈な反撃を開始し、フリースローラインで完璧な10本中10本成功というパフォーマンスがその原動力となった。ラウリ・マルカネンはこのクォーターで13得点を爆発させ、インサイドとアウトサイドの両方で得点を重ね、点差を縮めた。ブルズは序盤にリードを最大15点(81-66)まで広げたが、ジャズの粘り強い攻撃、特にキーオンテ・ジョージ(10得点)の貢献により、最終クォーターに入る時点で98-94と射程圏内に戻した。

第4クォーター:レギュラータイムの激闘(ブルズ 29、ジャズ 33 | 最終スコア:ブルズ 127、ジャズ 127)

第4クォーターは、10度のリードチェンジと8度の同点を含む、一進一退の壮絶な展開となった。ジャズは残り9分23秒、ブライス・センサボーのスリーポイントでついに102-101とリードを奪い返した。マルカネンは重要なシュートを決め続け(このクォーター12得点)、得点クリニックを継続。127-127の同点で迎えたシカゴの最後のポゼッション、ジョシュ・ギディーのレイアップ試みはブロックされ、試合は延長戦にもつれ込んだ。

延長戦:ジャズがダブルオーバータイムで勝利(OT1: 9-9, OT2: 14-11)

最初の延長戦は膠着状態となり、両チームが互いに得点を取り合った。コビー・ホワイトが残り0.2秒でドライブからのフィンガーロールレイアップを決め、136-136の同点とし、2度目の延長戦に突入した。

2度目の延長戦で、ジャズがついに抜け出した。序盤にキーオンテ・ジョージとブライス・センサボーが重要なスリーポイントを決め、6点リード(142-136)を確立。ブルズは反撃し、ニコラ・ブーチェビッチが残り45.5秒でクラッチスリーを沈め、1点差(146-145)に詰め寄った。しかし、試合の決着は、残りわずか2.0秒でキーオンテ・ジョージが放ったヒーロー的な27フィートのジャンプシュートによってつき、ジャズが150-147とリードを決定づけた。ブルズのブーチェビッチによる最後のロングシュートは外れた。


主要選手のパフォーマンス

チーム選手名成績備考
UTAラウリ・マルカネン47 PTS, 7 REB, 2 AST, 2 STL, 2 BLKキャリアハイ(確認中)の得点。FG 33本中15本成功、3P 17本中6本成功、FT 13本中11本成功という支配的なスコアリング。
CHIコビー・ホワイト27 PTS, 8 AST, 4 REBフリースロー(14本中14本成功)で驚異的な効率を誇り、延長戦でクラッチな得点を記録。
CHIジョシュ・ギディー26 PTS, 13 AST, 12 REBトリプルダブルを達成し、このマラソンゲームを通してブルズのオフェンスを組織した。
UTAキーオンテ・ジョージ33 PTS, 6 AST, 2 REB2OTでの決勝スリーポイントを含むクラッチなパフォーマンス。フリースローは10本中10本成功と高効率。
CHIニコラ・ブーチェビッチ21 PTS, 13 REB, 3 BLK安定したダブルダブルを達成し、シカゴのペイントエリアを支え、終盤にはアウトサイドからの得点も提供。
UTAブライス・センサボー16 PTS, 6 REB, 4/7 3PT後半と延長戦で、特にディープからの重要なベンチスコアリングを提供。
UTAユスフ・ヌルキッチ5 PTS, 14 REB, 5 AST支配的なリバウンドとインサイドディフェンス(3 STL, 1 BLK)。

戦術分析

この試合は、対照的な2つのオフェンスアプローチによって特徴づけられた。ブルズは、ジョシュ・ギディーの準歴史的なトリプルダブルに導かれ、成功した49本のフィールドゴールに対して38アシストを記録するなど、ペリメーターシュートとボールムーブメントに大きく依存した。彼らはスリーポイントを50本試投した(19本成功)。

一方、ジャズはマルカネンを中心にオフェンスを展開し、彼は特にミッドレンジとフリースローライン(13本試投)で止められない存在だった。ユタのインサイドディフェンスも堅固で、ユスフ・ヌルキッチがリバウンドを支配し、シュートに挑戦した。ジャズがフリースローの機会を活かせたこと(41本中34本成功、82.9%)が、接戦となった後半と延長戦において決定的な要因となった。

コーチング判断: 延長戦となったため、両チームのコーチはベンチを深く活用し、両チームで10人以上の選手が10分以上プレーした。ジャズのガード、エース・ベイリーがわずか7分で5ファウルを犯したため、早期の調整を余儀なくされ、アイザイア・コリアーとブライス・センサボーに延長された出場時間を与えたが、彼らは重要な生産性をもたらした。


統計ハイライト

  • ラウリ・マルカネンの47得点: 複数の苦しい局面でジャズのオフェンスを牽引した、キャリアを決定づける一夜。
  • ジョシュ・ギディーのトリプルダブル: ギディーの26得点、13アシスト、12リバウンドは、彼がメインボールハンドラーとして与えた多大な影響を浮き彫りにした。
  • フリースローの差: ブルズはほぼ完璧(32本中30本成功、93.8%)だったが、ジャズは試投数で上回り(41本中34本成功、82.9%)、この高得点ゲームにおける重要な要素となった。
  • 大量のスリーポイント試投: ブルズが50本、ジャズが49本と、両チームともスリーポイントシュートに大きく依存しており、現代NBAのオフェンス哲学を示した。

試合の影響

この勝利は、ユタ・ジャズにとって極めて重要であり、ウェスタン・カンファレンス下位からの脱出を目指す彼らの成績を5勝8敗とした。競争力のあるブルズを相手取った激しいダブルオーバータイムでの勝利は、士気を高める大きな要因となり、マルカネンのリーダーシップを証明するものとなった。シカゴ・ブルズにとっては、この敗戦で成績が6勝6敗となり、勢いを削がれた形となった。特に第4クォーターと2OTの終盤における実行力の課題が浮き彫りになった。

チーム統計比較

試合データ

49/108 (45.4%)フィールドゴール成功率49/111 (44.1%)
19/50 (38.0%)3ポイント成功率18/49 (36.7%)
30/32 (93.8%)フリースロー成功率34/41 (82.9%)
71リバウンド61
38アシスト29
7スティール13
10ブロック6
17ターンオーバー9

選手統計データ

Bulls

シカゴブルズ 選手データ

選手ポジション時間得点リバウンドアシストスティールブロックフィールドゴール3ポイントフリースロー+/-
Coby White
Coby White
#0
-30:192748105/14 (35.7%)3/8 (37.5%)14/14 (100.0%)+6
Josh Giddey
Josh Giddey
#3
PG42:18261313229/21 (42.9%)2/7 (28.6%)6/7 (85.7%)-3
Nikola Vučević
Nikola Vučević
#9
C41:2421122038/17 (47.1%)3/8 (37.5%)2/2 (100.0%)-3
Matas Buzelis
Matas Buzelis
#14
PF33:141861127/13 (53.8%)2/5 (40.0%)2/3 (66.7%)+3
Ayo Dosunmu
Ayo Dosunmu
#11
-25:491815006/10 (60.0%)2/4 (50.0%)4/4 (100.0%)-2
Julian Phillips
Julian Phillips
#15
-13:191010004/5 (80.0%)2/3 (66.7%)0/0 (0%)-1
Patrick Williams
Patrick Williams
#44
-14:09811103/5 (60.0%)2/3 (66.7%)0/0 (0%)-7
Jalen Smith
Jalen Smith
#25
-16:36883013/8 (37.5%)2/7 (28.6%)0/0 (0%)0
Kevin Huerter
Kevin Huerter
#13
SG32:31682112/8 (25.0%)0/2 (0.0%)2/2 (100.0%)+7
Isaac Okoro
Isaac Okoro
#35
SF40:22563112/7 (28.6%)1/3 (33.3%)0/0 (0%)-15
Jazz

ユタジャズ 選手データ

選手ポジション時間得点リバウンドアシストスティールブロックフィールドゴール3ポイントフリースロー+/-
Lauri Markkanen
Lauri Markkanen
#23
PF46:2247722215/33 (45.5%)6/17 (35.3%)11/13 (84.6%)+4
Keyonte George
Keyonte George
#3
PG43:5833264010/27 (37.0%)3/10 (30.0%)10/10 (100.0%)0
Isaiah Collier
Isaiah Collier
#8
-36:301649204/6 (66.7%)0/0 (0%)8/11 (72.7%)0
Brice Sensabaugh
Brice Sensabaugh
#28
-27:491661105/9 (55.6%)4/7 (57.1%)2/2 (100.0%)+2
Svi Mykhailiuk
Svi Mykhailiuk
#10
SF28:391003014/6 (66.7%)2/3 (66.7%)0/0 (0%)-11
Kevin Love
Kevin Love
#42
-18:271082013/8 (37.5%)2/6 (33.3%)2/2 (100.0%)0
Kyle Filipowski
Kyle Filipowski
#22
-21:07891104/7 (57.1%)0/0 (0%)0/1 (0.0%)-1
Jusuf Nurkić
Jusuf Nurkić
#30
C38:025145312/6 (33.3%)0/1 (0.0%)1/2 (50.0%)+9
Ace Bailey
Ace Bailey
#19
SG10:26510012/5 (40.0%)1/3 (33.3%)0/0 (0%)+8
Cody Williams
Cody Williams
#5
-18:40020000/4 (0.0%)0/2 (0.0%)0/0 (0%)+4
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